夜ドラ「作りたい女と食べたい女」放送へ 「女性同士の恋愛を、ゆっくり丁寧に」
NHKは18日、11月29日スタートの夜ドラで「作りたい女と食べたい女」を放送すると発表した。全10回。主人公の野本ユキ役には比嘉愛未。春日十々子役にはオーディションで選ばれた西野恵未。制作統括の坂部康二氏は「女性同士の恋愛を、ゆっくりゆっくり、丁寧に表現していきます」とコメントしている。
「作りたい女と食べたい女」は、ゆざきさかおみ氏のコミックで、料理を作ることが大好きな女性と食べることが大好きな女性の日常を描く。比嘉は07年の朝ドラ「どんと晴れ」でヒロインを演じており、夜ドラでもヒロインを演じることになった。
相手役の西野は初のドラマ出演で「個人的には初めての演技とドラマ出演ということで、日々新しい出来事にワクワクしながらチームの皆さんと一緒に春日さんという役を作り込み、撮影に挑みました」とのコメントを発表している。
制作統括の坂部氏は「女性同士の連帯や絆とともに、これまでドラマとして取り上げられることの少なかった女性同士の恋愛を、ゆっくりゆっくり、丁寧に表現していきます。この物語を必要とする誰かに届けられるように、誠心誠意つくります」と約束している。
ネットでも「つくたべドラマ」がトレンド入り。特に、春日を演じる西野のビジュアルに「春日さんが春日さんだった!」「ドラマ版の春日さんが原作通りのビジュアルすぎてビックリ」「ちゃんと春日さんだ」など驚きの声が上がっていた。