市川海老蔵 「江戸紫の鉢巻」受け取り「しきたりのつながりに感謝」

 十三代目市川團十郎白猿を襲名する歌舞伎俳優の市川海老蔵(44)が18日、11、12月の襲名披露公演での「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」上演へ向け東京・豊洲の魚河岸水神社を参拝した。

 主人公の助六を演じる役者は魚河岸へあいさつに行き、旦那衆から舞台で使用する引幕と下駄と鉢巻を贈呈される伝統がある。参拝を終え、魚河岸会から「江戸紫の鉢巻」を受け取った海老蔵は「このしきたりが、しっかりとつながっていることに深く感謝しております」と気を引き締めた。

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