舞いあがれ!お好み焼き屋主人役の山口智充 舞台裏明かす
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の主人公一家の隣のお好み焼きや「うめづ」の主人の梅津勝役で、山口智充が出演している。妻の雪乃(くわばたりえ)、そして息子の貴司(齋藤絢永)は舞の幼なじみ。勝も舞の父親浩太(高橋克典)の幼なじみで、家族ぐるみでの付き合いがある。
勝は「近鉄バファローズ」の大ファンで、ユニフォームを着用し、まさに“大阪のおっちゃん”。「台本を読んで、すごい無口な役なんだと思いました。全くセリフが無くひたすら後ろでお好み焼きを焼いてるだけのシーンがあったり」と語る。「脚本家のイメージが宮川大助・花子さんです!と聞いて納得しました。そう!大阪にある!めちゃめちゃしゃべる女将さんと、なんか無口な大将の店!」と、くわばたとのやりとりも、楽しみのひとつ。
撮影の合間や待ち時間は「とにかく出演者の皆さんと話したい」と山口。「一番近くにいつもいるのがくわばたさんなんで、すぐに話しかけちゃう」と舞台裏を明かす。「(成長後の)ヒロインの福原遥さんも、息子役の赤楚衛二君も、高橋克典さんも、永作博美さんも、普段、絡む事が無いので、とにかく喋りたくて喋りたくて(笑)。赤楚君が焼き菓子をくれました!いい人です」。
またうめづの店内には数々の「近鉄バファローズ」グッズが飾られ、さらに品書きにはバッドに見立てられたウインナーが3本添えられた「トルネード焼き」と野茂英雄投手絡みのメニューも。もちろん壁にも、当時の野茂選手のものにそっくりなサインも飾られるなど、画面にチラリとしか映らないところにも遊び心があふれている。