ザ・ドリフターズ いかりやさんは04年に、20年3月には志村さんがコロナで死去

 ザ・ドリフターズの仲本工事(なかもと・こうじ、本名興喜=こうき)さんが19日午後10時22分、急性硬膜下血腫のため死去した。81歳。東京都出身。仲本さんは18日午前、横浜市西区の交差点を横断しようとして乗用車にはねられ、頭部を強打。同市内の病院に搬送され、開頭手術を受けて入院していた。

 テレビのバラエティー番組には欠かせない存在だったザ・ドリフターズ。初期メンバーの荒井注さんは2000年2月9日、肝不全のため71歳で死去している。

 その後、リーダーで俳優のいかりや長介さんが04年3月20日に、原発不明がん頚部(けいぶ)リンパ節転移のため72歳で死去。葬儀には加藤、仲本さん、高木、志村さんが“全員集合”し、志村さんは「ボーヤで入ってチャンスをもらって番組に出させてくれた。全ていかりやさんのおかげ」と感謝していた。

 20年3月29日にはグループの“末っ子”として愛された志村けんさんが、新型コロナウイルスによる肺炎のため急逝。荒井さんがドリフをやめたことで正規メンバーに昇格し、グループ随一の人気メンバーとなっていた。感染判明からわずか6日後の悲劇は「日本の喜劇王の死」として世界に発信され、悲しみが広がっていた。

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