SENTIA新製品6銘柄発売 価格は据え置き 「煙のない社会」実現へ促進
フィリップモリスジャパンは19日、オンライン会見を開き、加熱式たばこ「IQOS ILUMA」専用たばこスティックのスタンダードブランド「SENTIA」の新製品6銘柄を、今月25日から8カ所のIQOSストアなど全国で順次発売することを発表した。
新製品はレギュラー2銘柄、メンソール1銘柄にフレーバー系メンソールが3銘柄。これで「SENTIA」のラインアップは、12種類となった。
加熱式たばこに関しては、課税方式の見直しに伴い、今月から増税が実施された。だが、同社は「IQOS ILUMA」専用たばこスティックに関して、「SENTIA」は今回の新製品を含め530円、フラッグシップブランド「TEREA」は580円と据え置いている。
その理由に、村上彰啓ポートフォリオ・マネージャーは「20歳以上の喫煙者に煙の出ない製品への切り替えを促進し、企業ビジョン『煙のない社会』の実現をさらに促進するため」とし、「その実現に向け、この2ブランドは重要な商品。価格を変えずに、現在の経済状況において製品の競争力を維持していく」との方針を示した。