「ボージョレ・ヌーボー」羽田到着 輸送費高騰で値上げ 750ミリリットルで3850円

 11月17日に販売が解禁されるフランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が19日、全日空機で羽田空港に到着した。輸入販売元のサントリーによると、航空輸送費の高騰で2021年に比べ千円以上値上げ。主力商品は750ミリリットルで3850円(参考価格)となった。

 ロシアのウクライナ侵攻で空輸ルートが制限されて遠回りになり、燃料費が増えた。サントリーは、今年の気候がブドウの生育に適していたとして「自然な果実の甘みが口いっぱいに広がる」と紹介している。

 羽田到着後、税関職員がアルコール度数などを確認。報道陣へのお披露目では、サントリーの吉雄敬子ワインカンパニー社長が「国際情勢の混乱で困難も多く、苦労の中、この日を迎えた。一本一本が思い出になるような商品になってほしい」とあいさつした。

 ボージョレ・ヌーボーは毎年11月の第3木曜日午前0時に解禁される。サントリーは今年、約27万4千本、約19万2千リットル分を輸入する予定。

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