ノブコブ吉村、TKO木本の投資話に乗った理由告白 自由な発言に「安心感」求めた
お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が19日、テレビ東京系で放送された「あちこちオードリー」に出演し、TKO・木本武宏を通じて仮想通貨などの投資に手を出した理由を語った。この日は友近と吉村がゲスト。友近が「芸に向き合う人」、吉村が「芸能界に向き合う人」というくくりだった。
「いつかは番組を仕切るMCに」と天下獲り願望のある吉村だが、なかなか思い通りにいかず、レギュラーを務めていたフジテレビ系「ポップUP!」の終了が決定するなどしていた。「8月は大変でしたよ。投資もあったし、コロナもあったし、これ(ポップUP!終了)もあったし」と投資騒動に自ら触れた。
投資話に乗ったのは、テレビ番組などで台本通りにやる自分に嫌気が差したからと説明。「MCってどこかわがままじゃないといけないし、『ここは譲れない』ってところを決めないといけない。でもやっぱり台本通り過ぎるんですよ、ぼくが」と悩みを明かした。
たどり着いた答えは、MCは「みんな大金持ち」だということ。「ここで(わがままを言って)クビになったとしても、後の人生大丈夫だっていう安心感の上でやってる。余裕があるから」と推測した。ここで「投資でもうけたら、おれもそこのレベルまで行くんじゃないかと思ってやったんですよ」と告白。結果的に投資は失敗し「今、誰よりも台本読んでますよ」と笑わせた。
MCのオードリー・若林正恭は「我の強さを金で買おうとしたと」と要約。「実力があって我が強いから金持ちになってる。逆算しようとしたんだよね」と解説され、吉村は「逆から行こうとしたら失敗した」と素直に認めた。若林は「前例を踏襲しようとするじゃん。そこが腰巾着っぽさだよね」と吉村がオリジナリティーを失っていると厳しく指摘。友近も「『俺が切り開く』であってほしい」と激励した。
しかし、吉村は「それも貯金があればそう思えるよ」と心が折れている様子。「投資(の失敗)は効いてますね。一番芸人として恥ずかしいことなんですよ。お笑いで金を稼がないで、下心出しちゃったぞってバレたのが恥ずかしい」と反省しきりだった。