仲本工事さん死去から一夜明け 自宅ひっそり 経営する居酒屋は休業

 ザ・ドリフターズの仲本工事(なかもと・こうじ、本名興喜=こうき)さんが19日午後10時22分、急性硬膜下血腫のため死去した。81歳。突然の別れから一夜明け、日本中に悲しみが広がった。

 仲本さんが亡くなって一夜明けた20日、東京・目黒の閑静な住宅街にある仲本さんの経営していた居酒屋「仲本家 JUNKAの台所」、スナック「ピンクローズ」兼自宅はひっそりと静まり返っていた。夕方には「猫のボランティアです。頼まれて来ました」という男女が訪問。1時間ほど滞在した後に、仲本さんの愛猫が入っているとみられるカゴを、近所に駐車していた乗用車へ運んで、別の関係者へと手渡した。

 「仲本家-」の入り口扉には「誠に勝手ながらしばらくの間休ませて頂きます 店主」と休業のお知らせが貼られていた。店先には手紙やジュースが置かれ、店の前では通行人が足を止め写真を撮影したり軽く頭を下げる姿が見られた。

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