元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が２１日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、旧統一教会側が前日に行った記者会見について「二世信者をただ紹介しただけなんですか？ってところ」などとコメントし、首を傾げた。

　この日は２０日に行われた旧統一教会側の会見の様子を放送。会見では１７人の男性二世信者をズラリと並べ、教区長としたことを発表したり、被害を訴えている男性の元妻のＶＴＲを突然上映するなど、異様にも見える光景があった。

　これに一茂は「記者会見も、二世信者をただ紹介しただけなんですか？ってところなんだよね」と首を傾げ「実も何もない会見にぼくは見える」と語った。

　続けて「被害者の方は家族を崩壊させられたり、莫大なお金を借りてローン組んでる人もいる。過去の清算を求めていると思う。そんな被害者の方に対して、どう向き合うのか説明がなにもない」と指摘。

　「これは（教団側は）実際に被害にあった人はいないという認識なのか。問題は我々にはないということなのか。でも問題があるから情報番組で取り上げているし」とも語り、「政治家も教団とどう向き合うか、国会含めて動向を見て、解散までこぎ着けられるか注目していきたい」と述べていた。