志らく「ひるおび」ブッタ斬り「ワイドナ」でノビノビ 東野「TBSで何があった」
落語家・立川志らくが23日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、「ワイドショーは井戸端会議」を強調した。
テレビ朝日・玉川徹氏が安倍晋三元首相の国葬を巡り、事実誤認して発言したとして出勤停止10日の処分を受けたという話題。MCの東野幸治が玉川氏の謝罪について「あの発言の何がどう間違いだったかのかも言わなかった」と発言。志らくは「玉川さんが今まで批判してきた人と同じような謝罪の仕方なんですよね」と指摘した。
さらに「見る側はいい加減だから、あの人の発言を面白がって見てたんですよ」と視聴者は玉川氏とエンターテインメントとして見ていたと分析。「まじめになっちゃったら、(旧)統一教会(問題)でずっと擁護してた爆笑(問題)の太田(光)くんみたいに何も言わなくなっちゃったら、つまんないじゃないですか」と爆問・太田に“当て逃げ”するように、玉川氏の楽しさが減少してしまったと説明した。
続けて「本当にワイドショーとか情報番組は『井戸端会議だよ』って非難されるんだけど、わたしは井戸端会議だと思ってるんです」と断言。「われわれコメンテーターやってる人間は何の専門でもないんです。それがいいかげんな話をして思いつきでしゃべってね、『この人が亡くなりました』って涙流した5分後には『このスイーツおいしい』って言ったりする。まともな感覚だったらば、やってられないんですよ」と言い切った。
志らくはTBS系「ひるおび」でレギュラーコメンテーターを務めていた時期もある。東野が「TBSで何があったんですか」とツッコむと、志らくは「近頃の『ひるおび』は『王様のブランチ』みたいになっちゃった」と古巣の変化を指摘。ロンドンブーツ1号2号・田村淳は「ここでノビノビしちゃってる」と“暴言”にツッコんでいた。