堀ちえみ 「整形」否定、誹謗中傷に訴え「なぜ終わらない」 19年には「死ね」投稿で女性書類送検
タレントで歌手の堀ちえみ(55)が23日までにブログを更新。整形疑惑を否定するとともに、止まない誹謗中傷のコメントに対し、疲弊した様子で怒りをにじませた。
来年、デビュー40周年記念ライブの開催が決定した堀は、21日のブログで「ライブの前に目を整形したのですか?」「ライブを意識して目を整形したのですね」などのコメントが毎日のように届くことを明かし、「これは美容整形ではなく、普通の病院で治してもらいました」「眼瞼下垂です。原因は加齢による瞼の筋力の低下」と説明した。
19年に舌がん、食道がんの手術を受けており、もともと二重で腫れやすかったという目が、「投薬やらにより浮腫みやすく、腫れぼったくなり。それががんを患い、痩せたことにより、瞼が余って下がりました。プラス左側にがんがあって舌を取ったため、顔に左右差ができ、左目が特に小さくなり始めました」と詳しく説明。
「加齢」というデリケートな問題をわざわざ公表したくなかったが、「ただこれだけ、『整形』とのコメントがくると、ファンの皆様にきちんと、お伝えしたほうが良いかなと思った」と今回、公表した理由を伝えた。
そして「一番の疑問は、なぜそこまで必要性に迫られ、こちらが答えなくちゃ、誹謗は終わらないのでしょうか。これで終わらないのも分かっています」と止まない誹謗中傷に疲弊した様子。「ただ今回はファンの皆様に、ご説明をしたいという趣旨で、この記事を書きました。」とつづった。
舌がんを公表する直前の19年2月上旬、堀のブログに「死ね」などの言葉を投稿した女性が19年6月に書類送検されている。堀側によると、2年ほど誹謗中傷のコメントが届き、自宅ポストにも脅迫めいた手紙が投函され、警察に相談の上、19年春、被害届を提出していた。