妻夫木聡 孤高の天才執刀医、相棒役・藤原竜也と20年ぶり共演 豪華顔ぶれで日曜劇場

 オペ室で並ぶ妻夫木聡(左)と藤原竜也
 闇医者チームを率いる天才執刀医を演じる妻夫木聡
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 俳優の妻夫木聡(41)が、来年1月期のTBS系ドラマ「Get Ready!」(日曜、後9・00)に主演し、謎の闇医者チームを率いる孤高の天才執刀医を演じることが23日、分かった。患者との交渉役となる相棒を藤原竜也(40)が演じ、約20年ぶりに共演。演出はドラマ「トリック」「SPEC」シリーズなどの鬼才・堤幸彦氏(66)が手掛け、豪華な顔ぶれで同局の看板枠・日曜劇場を盛り上げていく。

 表の顔はケーキ屋のパティシエで、裏の顔は法外な報酬と引き換えにどんな手術も請け負う闇の医療チームのボス。あのブラック・ジャックをほうふつさせる白黒ツートンのビジュアルも印象的な主人公・波佐間永介こと通称エースを妻夫木が演じる。

 ケーキ屋の地下にある最新のオペ室で手術を受けられるのは、藤原演じる国際弁護士・下山田譲こと通称ジョーカーとの交渉を通してのみ。ダークな世界観に軽妙なユーモアをちりばめる、堤監督らしい設定がファン心をくすぐる。

 妻夫木と藤原の共演は、親友役でW主演した2002年放送のスペシャルドラマ「SABU~さぶ~」以来21年ぶり。連ドラでの本格タッグは初となる。

 既にクランクインしており、妻夫木は「一から何かを作り上げていこうというスタッフさんの気概を感じましたし、スタッフキャスト一同、新しいものを作り上げようと現場で頑張っております」と報告。役作りでオペの手技練習を重ね、堤氏は「初日の現場にはエースというドクターの姿が出来上がっていました」と感謝する。

 1話完結で個性豊かな闇の集団とゲストの対じが描かれるオリジナル作品。キャストも脚本を読んで知ることが多いようで、藤原は「全貌がまだわからないので、妻夫木くんとも話しながら読み進めているところです。役柄同様、妻夫木くんをみんなで支えていけたらいいなと思っています」と、最強チームに高めていく構えだ。

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