社会学者の古市憲寿氏が２４日、フジテレビ系「めざまし８」に出演。秋篠宮家の長女・眞子さん（３０）と結婚した小室圭さん（３１）が３度目となる挑戦で米ニューヨーク州司法試験に合格したことについて言及した。

　番組では、小室さんがニューヨーク州司法試験に合格したことを特集。初めての受験者の合格率が７５％に対し、小室さんら複数回受験者の合格率は２３％と狭き門だったことも伝えた。

　古市氏は「もしも、こういう客観的な指標ではない夢を語れば、皆から注目されることもなかったわけじゃないですか。“違う仕事に就く”みたいなことも言っても良かったのに。あえて法律試験という客観的にイエス、ノーが付くもので、“そこで成功する”って言って日本中から注目を集めて。合格ってすごいと思う」と、あえて苦難の道を選び、プレッシャーに打ち勝った小室さんをたたえた。

　その一方で、「でも、さすがにみんな手の平返しがすぎるっていうか。みんな日本中が小室圭批判してたのに、最近になって、急に合格したから、こうみんなが祝福するって。ちょっと、なんか。この空気の一変っていうのは…」と、合格を機に、祝福ムード一辺倒となった世間の空気を皮肉った。

　これには、ＭＣの俳優・谷原章介も苦笑い。コメンテーターの弁護士の橋下徹氏が「みんな批判してた？もちろん金銭問題については、返済義務はないけど、もうちょっと言い方とかなんかあったんじゃないかと思いつつ…、でも若者だから、自分の人生だから、こうやって切り開いていくのは…」とすかさずフォローしたものの、古市氏は「そんな温かい目線、みんな向けてましたっけ、小室さんに？」と譲らず。橋下氏も「ひねくれてるなあ」と最後は苦笑いだった。