一色洋平 廣野凌大と初舞台化「鋼の錬金術師」に主演決定「生身の人間がやることに意味」

 俳優の一色洋平(31)、廣野凌大(24)が24日、都内で、Wキャストで主演する舞台『鋼の錬金術師』(2023年3月8日~12日、大阪・新歌舞伎座、17日~26日、東京・日本青年会ホール)の製作発表会に出席した。

 シリーズ累計部数8000万部を超え、連載20周年を迎えた荒川弘氏による同名漫画が原作。テレビアニメ化、実写映画化などを経て多くのファンから愛されてきたダークファンタジーコミックの金字塔、通称・ハガレンが満を持して初の舞台化となる。

 4カ月にも渡る過酷なオーディションの末に主人公のエドワード・エルリック役に抜てきされた一色は「(合格が)決まった時は、人生で初めて最寄り駅から家までノンストップでダッシュしたくらい湧き上がるものがありました」と回顧。廣野も「役者人生で一番考えたオーディション。やり切ったから悔いはなかったんですけど、決まった時は初めて腰が砕けました」と喜びをかみしめた。

 2人は、舞台主題歌「鋼の絆」をデュエット唱で初お披露目。一色は「触れれば温かい生身の人間がエドをやることに意味がある。ドキドキで不安もありますけど、初日にはハガレンチーム全員でエドのセリフ『俺たちの格の違いを見せてやるよ』と言い放てるように」と力を込めた。

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