三谷幸喜氏登場で「ラヴィット!」オープニング70分 大木劇団も渾身秋公演

 脚本家の三谷幸喜氏が25日、TBS系「ラヴィット!」に生出演。火曜日レギュラーのビビる大木率いる「大木劇団」の演技が披露されるなど、オープニングトークが押しに押し、1時間10分のロングオープニングとなった。

 この日は三谷氏が、自身が手がける舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」のPRのため生出演したことから、ここぞとばかりに、ビビる大木率いる「大木劇団」が第8回公演を行った。

 タイトルは「坂本龍馬VS宇宙人」。坂本龍馬にSnowManの宮舘涼太、宇宙人にロングコートダディの兎、謎の人物Aに大木、謎の人物Bにコットンのきょんが選ばれ、お芝居開始。坂本龍馬と宇宙人が戦い、坂本龍馬が「地球侵略光線」でやられそうになるも、謎の人物A=ジョン万次郎と、謎の人物B=郷ひろみが助けにやってきて宇宙人をやっつけるという話。宇宙人は死ぬ間際に「夜明けは…近い」と行った事から、坂本龍馬はそのセリフを気に入り、自分のものにした…というエンディングだった。

 観劇前から三谷氏は「もうお腹いっぱいなんですけど」と食傷気味だったが、観劇後は「坂本龍馬と宇宙人と郷ひろみという、本来絶対出会わないキャラクターが出会って、見事な世界観。素晴らしい作品。良かった」と高評価。だが「最後はグッときた。あのセリフはこうやってできたのかと…」というと、川島明も「やけくそになってませんか」と苦笑いだ。

 ここで三谷氏は「オープニングで帰る予定だったんですけど」とつい本音をポロリ。だが川島は「まだオープニング終わってないんで」と説明し、三谷氏もトホホ表情。午前9時10分になりようやくオープニングが終わり、退場。川島から「また出て下さいますか?」と聞かれ「考えておきます」と答えていた。

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