田中秀和容疑者逮捕で「アクタージュ」がトレンド入り 作画担当の言葉に重み
「アイドルマスター」「アイカツ!」「ウマ娘 プリティダービー」など多くのアニメやゲームに楽曲を提供していた作曲家・田中秀和容疑者(35)が24日、警視庁碑文谷署に強制わいせつ未遂で逮捕された。警視庁によると、田中容疑者は今年8月20日、東京・目黒区内の駐輪場で10代女性にわいせつ行為を行おうとした疑い。
田中容疑者が音楽で関わっていた作品が多岐にわたる。被害者のいる事件だけに、コンサートは配信などに影響が出る可能性があり、ファンにも動揺が広がっている。
ネットでは原作者が強制わいせつ容疑で逮捕されて、「週刊少年ジャンプ」での連載が終了してしまった「アクタージュ」がトレンドワードで急上昇した。「アクタージュ」の作画担当・宇佐崎しろ氏は、原作者の逮捕を受けて「作品を惜しむ声が被害に遭われた方に対しての重圧となることは、絶対に避けるべきことです」とまずは被害者に寄り添うことを第一とするコメントしていた。「作品と作者の行いは別のもの」という声もあったが「作品そのものを見ることによってそれら(被害者の恐怖)が誘発されたり、苦痛を与える原因になる可能性を考慮して、作品の終了は妥当だと判断しました」と編集部の判断に同意していた。