紀藤正樹弁護士 7000万円の「多宝塔」所持「ミヤネ屋」で「資料」と説明

 霊感商法の被害救済に取り組む紀藤正樹弁護士が25日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」にリモート出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の霊感商法の高額“商品”として7000万円の「多宝塔」があると明かした。

 旧統一教会の田中富広会長が8月19日に行った「特別ネット会議」の音声が一部で報じられ、その中で「わが家に行けば、お壺も何個もありますし、多宝塔も2個あります。もうとにかく霊感商法商品だらけです」などと語っていた。

 紀藤氏は「われわれの常識から見たらですね、霊感商法の商品を自分は購入しておいてですね、それで『(旧)統一教会はやってませんよ』って言ってもですね、そんなのは通じませんよ」と田中氏の矛盾点を指摘した。

 さらに「『多宝塔』って500万(円)以上しますからね、1個」と値段を解説。「わたしの事務所には7000万(円)の『多宝塔』がありますので。一番高かった当時の『多宝塔』が1基7000万円です。被害者からいただいたものです、資料として」と明かし、MCのフリーアナウンサー・宮根誠司も「ええっ!それを買ってたって人がいるってこと…」と絶句していた。

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