望月歩&葵わかな 時空超えたラブストーリー 大御所たちが支えるテレ東正月時代劇
テレビ東京系の新春ドラマスペシャルが7年ぶりに時代劇となることが25日、分かった。タイトルは「ホリデイ~江戸の休日~」で、望月歩(22)、葵わかな(24)のダブル主演。若手実力派の2人を里見浩太朗(85)や高橋英樹(78)、小林稔侍(81)ら時代劇の大御所たちが支える。同局の恒例だった正月時代劇の復活で豪華キャストが大集結。正月のお茶の間を盛り上げる。
正月のテレ東に時代劇が帰ってくる。1981年から最長12時間の「新春ワイド時代劇」が正月恒例だったが、2016年放送の「信長燃ゆ」で幕を閉じていた。今回の放送時間は未発表だが、7年ぶりの復活。同局の稲田秀樹プロデューサーは「企画が通った時は飛び上がるほど嬉しかったです」と高揚感を隠さなかった。
今作は江戸と令和の時空を超えた時代劇ラブストーリー。望月は現代では会社員・鍵山孝平、江戸では3代将軍・徳川家光を、葵は現代では孝平の幼なじみ・戸倉詩織、江戸では家光の恋の相手・町娘のお仙を演じる。
望月はオファー時の心境を「時代劇の経験が浅いので、余計にプレッシャーを感じました」と述懐。一方、葵は「時代劇に挑戦してみたいなぁと考えていたタイミングでいただいたお話だった、ご縁を感じましたし、とても嬉しかった」と喜んだ。
作品では若手ホープ2人を大御所たちが支える。鑑定人風の謎の老人と江戸時代の家光の教育係・大久保彦左衛門を演じる里見は、テレ東新春時代劇の復活に「『万歳!』そんな思いでした」と心境を吐露。作中では立ち回りのシーンもあるといい「本格時代劇での大立ち回りは最後」と公言。85歳の名優の見事な殺陣は見どころの一つとなる。
他にも高橋や小林、高嶋政伸(55)ら豪華キャストがズラリ。「時代劇と現代劇の現場の感覚を入れ替えながら撮影するのが大変でした」と撮影を振り返った望月は、大御所との共演に「歩き方や立場としての振る舞いなどいろんな事を教えて頂きました」と感謝。葵も「撮影現場はいつも和やかで貴重なお話も聞くことができました」と得がたい経験となったことを明かし「お正月にふさわしい明るい番組です」とアピールした。