茂木健一郎氏 不登校ゆたぼんへの「義務教育」揚げ足批判に「低レベル」「中学入試の学力ごときが」
脳科学者の茂木健一郎氏が26日、ユーチューブに「ゆたぼんにレベルが低い、義務教育受けろ、と言っているひとたちの方がレベルが低い」と題した動画を投稿した。
少年革命家を名乗り、学校に登校せずに日本一周の旅に出ているユーチューバー・ゆたぼん(13)が広島市の原爆ドームを訪れた際に、衝撃を受け、動画で「1945年8月6日にアメリカが日本の広島県と長崎県に原爆を落としたんですね」と語ったことに対し、長崎は8月9日であるとの指摘に加え、あげ足取りのような批判があがっていた。
茂木氏は、ゆたぼんの発言について「そういうこともあるよね」としたうえで、「ネット民が、学校行った方が良いじゃねえかとか、義務教育いってないからそうなるんだとか」「低レベルすぎて。それこそが、その方々が好きな日本の義務教育の素晴らしい成果なんじゃないか、皮肉という意味で」と語った。
「そもそも知性とは何かって事についての概念。ネット民の方が陳腐。未成年のいちいち揚げ足とって」「最低レベルの風景」と批判した。
「中学入試の学力ごときが頭の良さだと思ってる低レベルの方々を生み出した義務教育。我々も反省しなければいけない」とし、「ゆたぼんを応援できるような人になるところからはじめては」と述べている。