柴田恭兵、共演者の手を握ってラストシーン 言葉詰まらせ「力を貸してほしくて」
俳優・柴田恭兵(71)が26日、都内で、WOWOW「連続ドラマW 両刃の斧」(11月13日スタート。日曜、後10・00)完成報告会に出席した。
娘が殺された事件の犯人を追う元刑事という役柄に「(撮影の)3カ月間ずっとオンでした。こんな作品なかったです…思い出すと自分がかわいそう」と苦笑い。ラストシーンの撮影では、柴田が共演者たちの手を取って「力を貸してくれ」とお願いをしたと暴露された。「気持ちが入りすぎて急に冷静になってしまって。『ダメだ、できない』と。そばにいた井浦(新)くん、高岡(早紀)さん、奈緒ちゃんに力を貸してほしくて思わず…」と苦しい撮影を思い出し、言葉を詰まらせた。
柴田とW主演を務めた俳優の井浦は、共演前から柴田に憧れていたといい「表現の巨人というか…恭兵さんにはなれないけど、恭兵さんのようになりたいな」と話すと、柴田は「もう十分です」と照れ笑い。2、3月の極寒の撮影中、柴田から温かい焼きそばとギョーザの差し入れをもらった井浦は「僕、これ以上(柴田を)好きになったらどうなっちゃっうんだろう」と“柴田愛”が尽きなかった。
イベントには、風吹ジュン(70)、森義隆監督(43)も登壇した。