香川照之主演作ティーチイン 監督陣「どう届いているか緊張している」
俳優の香川照之(56)が単独主演する映画「宮松と山下」(11月18日公開)のティーチインが26日、都内で開催され、監督・脚本・編集を務めた関友太郎氏(35)、平瀬謙太朗氏(35)、佐藤雅彦氏(68)らが出席した。
香川は2019年の性加害疑惑が週刊誌に報じられ、MCを務めていた情報番組などのテレビ番組やCMを軒並み降板したが、同作は予定通り公開へ。イベントでは、香川の性加害報道については特に言及はなかった。
関氏は「日本で初めての公開で、どう届いているか緊張している」と客席へ呼びかけ。平瀬氏は「香川さんの名前が出た時にこの作品が動き出した。この人しかいないと思った」と主演が香川である理由を説明した。
香川が演じるのはエキストラ俳優で、斬られ、射られ、撃たれるという名も無い人物を演じる役どころ。香川は劇中で一体何回死んだのかという質問に、佐藤氏は「実はもっと死んでいる。使わなかったシーンも数えたらかなりある」と回答していた。