元ZONEのMAI 最後のライブは1人きり 前日にメンバーが「来ない」と説明
大ヒット曲「secret base~君がくれたもの~」で知られるガールズバンド・ZONEの元ベーシスト、MAIが28日、テレビ東京系「じっくり聞いタロウ」に出演し、解散の実情を語った。
MAIは小学5年のとき、札幌の音楽スクールで知り合ったメンバーとZONEを結成し、中学2年だった2001年2月にデビュー。半年後にリリースした3枚目のシングル「secret base-」が大ヒットとなった。日本レコード大賞新人賞に輝き、同年から3年連続でNHK紅白歌合戦出場も果たした。
しかし、メンバーに学業を優先したいメンバーがいたため、グループは05年に解散。「secret-」の歌詞にある「10年後の8月、また出会えるのを信じて」を実現させ、デビューから10年後の11年8月に3人で再結成した。ただ、メンバーの1人が体調不良を理由に脱退。2人体制となってしまったがMAIは「もう1人もいなくなっちゃって」と最後は1人になったと苦笑いで説明した。
実際には素行不良などがあり、所属事務所から解雇されていたがMAIは「なんか…いなくなっちゃった」と言葉を濁していた。MAIは「ライブの練習をしていたんですけど、来なくなって、それが毎日続いて、ライブの前日に事務所から『もう来ない』って言われて」と当時の状況を説明。ライブは「1人でやりました。本当に死にそうになって。わたしメインボーカルでもないし」と振り返った。現在も交流がある元ZONEのメンバーは「1人だけ」ということも明かした。
MAIは現在、地元・北海道でヨガのインストラクターをしながら芸能活動を行っている。9月3日のインスタグラムでは、セパレートのウェア姿で、見事に引き締まったウエストを披露している。