高橋克典 指揮者、声楽家の両親の追悼音楽会開催を報告「企画は続けることに」
俳優・高橋克典が30日、自身のブログを更新。「今日は両親追悼の会。」のタイトルで、音楽家の両親を演奏会などで追悼したことを報告した。
2006年3月に亡くなった高橋の父・勝司さん(享年77)は作曲家兼指揮者、19年10月に亡くなった母・好子さん(享年89)は声楽家。
コロナ禍で3年ぶりに顔を合わせた人も多かったようで「生前、母が口癖のように言っていた言葉をタイトルに」と「YOSHIKO SALON Ⅴ『星になっても…』 さぁ 大空仰いで 愉快に!!」と書かれた横幕画像も添え「クラシック歌ってた母のドレスを中央奥に。一部は演奏会。懐かしい皆さんとの再会」と、幼少の頃からかわいがってもらったという両親の教え子らとの再会を喜んだ。
高橋も早くからピアノに親しみ、最近はチェロに挑戦している。幼なじみの父がチェリストで、「テレビ観て気になったと。お父上から弓の弾き方レクチャー受けたりして」と真剣な表情で教わる画像も。「基本ができてないから今以上うまくならないってことはわかってるんすよね。笑」と、少し諦めムードで書き込んだ。
「ほとんどの皆さんがなんらかの形で人生通して音楽を楽しんでいらっしゃって。それ、音楽教師を選んだ両親が、関わる方々に伝えたかったことで、さぞかし喜んでるに違いない」と、しみじみとつづった。
会では「あまりにも膨大な数の母のワードローブやアクセサリーを会場に持ち込んで皆さんに形見分け」も。「今年で終わりにするつもりだったけど、皆さまを見ていて、両親の意思を感じて、企画は続けることに。亡くなっても集まってくださる皆んに感謝しかありません」と、温かな雰囲気の中で来年以降も追悼音楽会を続けることを決めたことも報告した。