古舘伊知郎、韓国・梨泰院の事故「政権の責任も問われる状況も」と指摘「ゴゴスマ」
フリーアナウンサーの古舘伊知郎が2日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演し、韓国・梨泰院の群衆雪崩事故が政権を揺るがしかねないという見解を示した。
現場近辺での違法建築も指摘されている。韓国では違法建築に対して「履行強制金」を課すことができるが、過去5年間で62万362件が改善命令を受け、「履行強制金」が課せられたのは60万8068件とされている。ほとんどの案件で“違法建築を放置して、罰金を払っている”状態だと伝えた。
MCの石井亮次アナウンサーが「考えられないルールなんですけど…」と振ると、古舘は「むかーしの建築物がそのまま手直し、手直しで残ってる。そして坂道の整備も進んでいなくてほそーい裏路地がある。新しい(違法建築に対する)法律であっても、過去の建築物ということでちょっとうやむやになる」と説明した。
朴槿恵政権時の2014年のセウォル号の沈没事故を引き合いに出し「結果、政権が終わらなきゃいけない引き金があったと思うんですよ」とコメント。続けて、尹錫悦政権の支持率が低いということも考慮し「政権の責任も問われる状況もあり得るんじゃないかと思うんですけどね」と指摘した。