８月２９日に東京・神宮球場で行われたコンサートでステージから転落した乃木坂４６・掛橋沙耶香（１９）が２日、事故後初めて公式ブログを更新した。

　「ご報告」と題し、まず「まず初めに、今日まで私自身の言葉で説明しないまま活動を休止して沢山の方々にご迷惑をお掛けしていた事、大変申し訳無く思っております」とつつづり「約二ヶ月前に、ライブ中に転落して骨折・裂傷・打撲等の怪我を負った為、現在も治療に専念しております。完治するのはまだ先になります」と復帰が当面先になることを報告した。

　さらに事故当時の詳細な状況を告白。「あの日、私は転落して気を失って、救急隊員の方々の声掛けで目覚めた時に、冷静に状況を理解しました」とし、当時の心境について「理解した上での動揺はあったにしろ、病院に運ばれた後に入院して、日々治療を受けるうちに、怪我による痛み以上に、ただ生きていられた事に安心して泣くようになりました。こんなにも『当たり前』を有り難く感じられたのは初めてでした」とした。

　現在は休養中で「私の本当に戻るべき場所、将来の事を考える時間でもあります。暫くモバイルメール・メッセージも休止する事になりました。今は治療に専念します」とした掛橋。最後に「あの多忙な時期にすぐに連絡をくれた先輩方、同期、後輩達、スタッフの皆様には感謝の気持ちで一杯です。毎日頑張る乃木坂の皆の事を本当に尊敬しています」と結んだ。