【報告全文】嘉門タツオが妻の死去を報告 脳腫瘍57歳 昨年歌唱する動画も配信
歌手の嘉門タツオが3日、妻でアンチエイジング専門医の鳥飼(とりかい)こづえさんが9月15日に死去していたことを自身の公式HPで発表した。57歳だった。
20年前に脳腫瘍を発症。小康状態を保っていたが今年6月に再発したという。嘉門は「癌細胞の進行が速く、最期は自宅に戻って多くの方がお見舞いに足を運んで下さり、本人も喜んでおりました」となくなる直前の様子をつづった。
嘉門のYouTubeでは、嘉門が鳥飼さんの死去を自ら報告。昨年8月に鳥飼さんが「ドクター・こっこ」として自ら歌い上げた楽曲「アンチエイジング 入門篇」の動画を配信した。鳥飼さんが作詞、嘉門が作曲。「食事をする時は血糖値を急に上げないようまず野菜とタンパク質を」など伝えたかったメッセージを込めているという。
【以下、嘉門タツオ報告全文】
清々しい秋晴れがつづく日々、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、14年間連れ添いました妻 鳥飼こづえ が2022年9月15日 あの世へ旅立ちました事をご報告させていただきます。 アンチエイジング専門医として彼女がかねてから世の中に伝えたかったメッセージを自らが作詞、僕が曲を付けたのが2017年。その後推敲を重ねてレコーディングし、昨年2021年8月にYouTubeにアップする事を前提に動画を撮影しました。 2022年6月、20年前に発症し、小康状態を保っていた脳腫瘍が再発し入院したあとも「そろそろYouTubeにアップしなくちゃね!」とずっと言っていました。 癌細胞の進行が速く、最期は自宅に戻って多くの方がお見舞いに足を運んで下さり、本人も喜んでおりました。逝去後、元気だった頃の画像を編集で入れ込んで完成した動画を、四十九日も明けましたので、ここに発表させていただきます。 メッセージと遺志を受け止めていただけたら、故人も喜ぶと思います。