寺島しのぶ コロナ下に「家族の危機」愛犬の死が重なり更年期障害で寝たきりに

 女優の寺島しのぶと長男の寺嶋眞秀(まほろ)くん(10)が3日、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。コロナ下に、家族の危機があったと告白した。

 黒柳徹子から「家族の危機があったんですって?」と聞かれると、寺島は「家族というより私の危機なんですけど」と、新型コロナウイルス感染が拡大した2020年2月を振り返った。

 「ちょうどそのときに、2匹目に飼っていた犬が死んじゃって。本当に悲しくて悲しくて、毎日泣きはらしてて。泣いている途中に、頭がブチって、そこから起き上がれなくなっちゃって。結構、家の中でゴロゴロしてたんです。何をやっても活力が出ないし、結構、寝たきりになっちゃったときがあった。更年期突入なのかなと。緊張しているときは大丈夫なんだけど、緩んだりすると、目が開かなくなる」とコロナと愛犬の死去で更年期障害による体調の変化が訪れたことを明かした。

 同じころ、眞秀くんも学校に行けず、家の中で暴れたりしたという。寺島は「野球に夢中なので、家の中でバッティングとかすると、家の壁がはげたりとか。ローラン(・グナシア氏、寺島の夫)にもやめろと言われて、どこに鬱憤(うっぷん)を(ぶつけたらいいか)」と、家のものが破壊されるなどして、家族全体が荒れ気味だったことを振り返った。

 それでも、寺島は「お母さんゴメンね、ギーッとなったね」と謝ると、眞秀くんも「いいよ、僕も反抗期だから」と理解を示すなど、家族の絆は固く結ばれたままだった。

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