お笑いコンビ・ダウンタウンが３日、大阪市内で開催された「御堂筋ランウェイ２０２２」に登場。４年ぶりの出演となった２人は、漫才さながらのツッコミを繰り広げ、２０２５年の大阪・関西万博をＰＲ。浜田雅功が松井一郎市長に４年ぶりの“一撃”を食らわせるなど、大阪のメインストリートを盛り上げた。

　同イベントは、大阪のメインストリート・御堂筋から大阪の魅力を国内外に発進するもので、１９年を最後に新型コロナウイルスの影響で開催が見送られていたが、今回は３年ぶりの開催。大阪・関西万博アンバサダーを務める２人は、万博開催が決定する以前から、同イベントに出演し１８年、１７年の出演時には２年連続で、浜田が松井市長（当時・大阪府知事）の頭をはたき、話題となった。

　松井市長は２人の４年ぶりの登場に「アンバサダーってこと、覚えてますか？」とツッコミを入れ、「（浜田は）万博が決まってから、全く音沙汰なし」と重ねてイジると、浜田が笑いながら松井市長の頭をバシッ。４年ぶりの“一撃”に御堂筋が笑いに包まれた。

　浜田は大阪・関西万博オフィシャルソングを歌うコブクロに対して「小渕はええこと言う！黒田やな、問題は」と次に発言を控えている黒田に“圧”。ダウンタウンの２人は司会を務めた今田耕司から「うるさいよ！ブツブツ」と注意を受けたり、松本人志が「浜田さんと違って、僕は大阪を愛していますから」といじり、浜田がツッコむなど、沿道のファンを沸かせた。

　２人は御堂筋に設置された約５００ｍにもおよぶランウェイを、フロートに乗って移動。沿道に集まった大勢のファンに手を振って応え、最後の５０メートルほどはフロートから降りて、大阪の街を闊歩（かっぽ）した。また、この日はコブクロのスペシャルステージや「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」によるパフォーマンスも行われた。