渋谷天外 出番直前「前歯が全部取れた」最近まで杖生活、抱負は「二足歩行」

 会見に出席した(左から)藤山扇治郎、渋谷天外、久本雅美
 「うさぎ年に跳び越えたいこと」を書いたパネルを持つ(左から)藤山扇治郎、渋谷天外、久本雅美
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 松竹新喜劇の渋谷天外(67)が5日、大阪市内で行われた京都・南座「初笑い! 松竹新喜劇 新春お年玉公演」(1月2日初日)の会見に、藤山扇治郎(35)、久本雅美(64)と出席。公演の出番直前に義歯が取れたピンチエピソードを明かした。

 冒頭のあいさつで「私は個人的に大変でして…。前歯が全部取れた」と切り出し、「公演中、(舞台に)出る前にバッと取れてしまって、歯なしでしゃべった」と暴露。昨年7月に再婚した「新しい嫁さん」の勧めで義歯を着けたが、「歯ぎしりがきついんでパーンと飛ぶんです」。かかりつけ歯科医に相談し、瞬間接着剤で応急処置をしていたが出番直前に取れてしまったという。

 さらに、「ちょっと前まで杖ついていた」と体力の低下も告白した。「(新橋)演舞場に行くまでの500メートルくらいでふらふらだった」ため杖に頼っていたというが、現在は杖なしで生活できるまで回復。来年の抱負を「家庭円満と二足歩行」とした。

 扇治郎は、そんな天外を「バックアップできるように」と意気込み。「生意気ですけど、お兄さん(天外)に『扇治郎がおったら楽やな』と思ってもらえるように成長したい」と語った。

 同公演は、Aプロ・Bプロの2部制。Aプロ「裏町の友情」は天外と扇治郎が、Bプロ「流れ星ひとつ」は久本が出演する。家族のため婚期をのがした娘を演じる久本は「かわいらしく面白く演じたい」と意気込み、「個人的にも、結婚は全然考えてないですけどそろそろパートナー的な人ができたら」と願った。

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