三谷幸喜氏、本番中のイタズラで斉藤由貴を激怒させる「いい加減して。集中できない!」
演出家の三谷幸喜氏が4日放送のTBS系「A-Studio+」に出演。舞台本番中のイタズラで女優の斉藤由貴を激怒させた過去を明かした。
舞台本番中によく出演者へイタズラするという三谷氏。仕掛ける理由について、「演出家って稽古が終わって本番になると、やることないんですよ。ずーと今まで一緒にみんなで力を合わせて作ってきたものなのに、僕だけ現場にいれないのがすごい寂しくて。何かかかわりたいっていうんでイタズラを…」と説明。さらに「1カ月公演をやっていると、やっぱちょっと飽きてくるんですよ、役者さんたちも。そこへ何かカンフル剤的なものを打ち込みたいっていう思いがあった」とイタズラを仕掛けるもう一つの理由を説明した。
三谷氏とは30年来の付き合いという俳優・相島一之を取材したKis-My-Ft2の藤ケ谷太輔が「セットの前に草が生えてる。本番中に三谷さんがその草に横になって…お客さんから見えない状態。で、そこで三谷さんが紙に何か書くらしいんですよ。(紙を)出すんで、芝居しながら取りにいって見ると『さっきのあそこのシーンのセリフがよくなかった』って。ダメ出しが書いてあったとか」と、仕入れた情報を暴露した。
「最高の信頼関係ですよね!」ととぼける三谷氏に、落語家の笑福亭鶴瓶が「それは潰しやん、絶対!」と断言。三谷氏が「それで潰れるような役者にはやらない」と抵抗したが、「慣れてない人は、かなわんわね」と鶴瓶。すると、三谷氏は「斉藤由貴さんには、かなり怒られました。『いい加減してくれ。集中できない!』って」と激怒されたことを告白した。
さらに藤ケ谷が、相島情報として三谷作品の常連である俳優・小林隆出演の舞台を観劇した際の話を暴露。「座りながら、三谷さんが『こば(小林)さん、こばさん』って話しかけたりしてたって、一番前の席で」と本番中に客席から声をかけていたといい、「こばさんに聞こえるように?そりゃ、やっちゃいけないことだな」と、とぼけていた。