石橋貴明 引退の杉谷に「タレントならぜひドラフト1位で」自身の事務所で1位指名明言
侍ジャパンの強化試合「日本-日本ハム」が3日、東京ドームで開催され、引退を発表していた杉谷拳士内野手(31)へのサプライズ引退試合が行われた。
杉谷は七回無死一塁で代打登場。目を真っ赤にして打席へ。結果は右飛。打席後は涙を流し、新庄剛志監督と抱擁した。
試合後には胴上げしようとしていた日本ハムナインに侍ジャパンもメンバーも駆け寄り、ともに胴上げ。超満員の観客の拍手を受け、宙を舞った。グラウンドを一周して、14年間の現役生活に幕を閉じた。
正月恒例の特番「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日)の人気コーナー『リアル野球BAN』で杉谷を不動のレギュラーとして起用していた、帝京高校の先輩でもある「とんねるず」の石橋貴明(61)は10月31日に投稿したYouTubeで、愛あふれるエールを送っていた。
一軍定着から12年、288安打、16ホームラン、50盗塁、生涯打率0・212など、選手として残した記録を紹介しながら、「ほぼほぼ年間20本ちょいしかヒット打てなかった選手だったんですが、非常にまじめな彼の性格…たくさんのファンの方に応援していだいて。こんな幸せな選手います?」と杉谷にかわって感謝。
「ちなみにプロ野球選手としては、こういう形で引退しますけども、これからタレントとしてやっていく場合、私、石橋貴明の事務所、『アライバル』がぜひドラフト1位で。『選択希望選手、杉谷拳士』」とドラフトのアナウンスをマネしながら、笑顔。「ぜひこれはね、頑張ってもらいたい」と新たな人生のスタートにエールを送った。
杉谷の引退が発表されたのは10月28日だったが、石橋は日本シリーズ終了を待ってコメントを投稿した。