「サンモニ」関口宏、「あっぱれ」の新井貴浩氏に疑問連発「もっと大差で勝つべきでは?」
俳優の関口宏が6日、司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」に出演。野球日本代表の強化試合で、日本ハム相手に苦戦した侍ジャパンについての野球評論家の新井貴浩氏の発言に疑問を投げかけた。
番組のスポーツコーナー「週刊 御意見番」では、強化試合で今季パ・リーグ最下位の日本ハムに5-4で白星発進した侍ジャパンについて取り上げた。
来季から広島の監督に就任する新井氏がこの結果について「あっぱれです」と即答した。すると、関口が「いい?まだ練習試合みたいなものじゃないですか?あげちゃう?」と、気前の良すぎる新井氏に首をひねった。
新井氏は「練習試合なんですけど、栗山監督の初陣ということで」とあっぱれの理由を明かすと、「中心の村上選手が素晴らしいですね。代表のメンバーの中でもまだ若いんですけど、貫禄といいますか中心にドッカリと座ってますので、やはり素晴らしい選手だなあと感じました」と、4番に座り豪快な一発を放ったヤクルト・村上宗隆内野手を絶賛した。
すると、関口はこれにも「この方、私素人ですけど、スランプになると長いんだよねえ」とシーズン終盤に絶不調に陥った村上について不安を口にした。
この指摘に新井氏は苦笑いしながらも、「昨年のオリンピックでも短期決戦の経験をしましたので、期待していいと思います」と太鼓判を押した。
関口はそれでも、侍ジャパンの試合内容に納得できないようで、「これは私の素人の意見ですよ。オールジャパンならもっと大差で勝つべきだ、これはないですか?」と辛勝だった侍ジャパンの戦いぶりを疑問視した。
新井氏は「本戦ももちろん短期決戦なんですけども…。力の差というのは、100試合やったら普通にやってら80試合勝てるぐらいの力の差があっても、短期決戦になると本当に分からなくなるので。そのあたりの難しさはありますね」と一発勝負を怖さを解説していた。