中川大志 昭和歌謡ムードたっぷりのリチャード三世を怪演「明治座ヤバイな」武者震い

 俳優の中川大志(24)が6日、東京・明治座で、主演する音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」(同所で30日まで、ほか福岡・大阪公演)の初演を前にプレスコール&取材会を、共演の松井玲奈(31)らと行った。

 プレスコールでは、醜い風貌と不遇な宿命を背負い、大衆芸能・歌謡界で悪逆の限りを尽くす主人公・鳴尾定が昭和歌謡界のトップスター・桜木輝彦へ変貌を遂げ歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む昭和歌謡版リチャード三世を熱演。初座長公演となった中川は「ステージ上から景色を見たときに改めて『明治座ヤバイな』と武者震いというか、すごく高揚感と緊張感に包まれた気持ちになりました」と胸を躍らせ「体が曲がったリチャード三世の役柄がベースとなっているので、下半身が筋肉痛です」とうれしい悲鳴を上げていた。

 一年半に及ぶボイストレーニングを経て、先月「桜木輝彦」名義で歌手デビュー。歌声に「自信はないです」と謙遜しながらも、昭和歌謡のトップスターをほうふつとさせる美声を響かせ「生バンドも入って昭和のムードたっぷり。世代の人には、『あの人っぽいな』というような感じで聞いてもらえると思います。僕たちも芝居だけでなく、音楽の力と一つになって一生懸命に歌いたい」と意気込んでいた。

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