YOSHIさん事故で死去、19歳 菅田将暉、さんま、紗栄子らにもタメ口 希有で強烈な個性が
俳優、歌手として活動していたYOSHI=本名・佐々木嘉純(よしずみ)=さんが5日未明、交通事故のため、都内の病院で亡くなった。19歳。所属事務所が発表した。YOSHIKIがプロデューサーを務めるオーディション「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」でバンドメンバーに選ばれ、デビューに向けて準備を進めていた矢先だった。
YOSHIさんは、自由で奔放なキャラクターで芸能界の大物とも堂々と渡り合った。
バラエティー番組では、明石家さんまを「さんちゃん」と呼び、20年3月に被災地の復興支援プロジェクトに共に取り組んだ紗栄子に対しても「おいしかったよ」「そうだね」とタメ口だった。
また、俳優デビュー作となった主演映画「タロウのバカ」(19年9月公開)の舞台あいさつでは、10歳年上の俳優、菅田将暉と仲野太賀に対しても堂々。「(映画は)全力でダーン!ってぶちかましてやったね。最高だったよマジで」とハイテンションすぎて、菅田から「それは言っちゃだめでしょ」と苦笑いで注意される一幕も。
太賀も初対面の時を振り返り、「礼節を飛び越え『太賀でしょ?何回か見たことあるよ』って言われた」と苦笑。菅田は、希有な個性を持つYOSHIさんを「生かすも殺すも俺ら次第」と考え、頻繁に太賀と会議を開いていたことを打ち明けるなど、結束を明かしていた。