７日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「舞いあがれ！」では、人力飛行機スワン号で世界記録を狙うなにわバードマンが、改良へ金属加工をお願いするために舞（福原遥）の実家の工場へ。刈谷先輩（高杉真宙）がぶっきらぼうな様子でめぐみ（永作博美）に娘の舞の頑張りを伝える様子に、ネット上では心をわしづかみされた人があふれた。

　この日の「舞いあがれ！」は、部長の鶴田（足立英）ら３人の先輩が舞の実家の工場を訪問。以前、金属加工の仕事をしていたと突然打ち明けた笠巻（古館寛治）が部品を調整する間、お茶を出してくれためぐみに、鶴田は「舞さん、めっちゃ頑張るんです。朝ドア開けたら、いっつもエアロバイクこぐ音がしてるんです。ほんなら、ほかの部員も朝早から来るようになって」と、にこやかにわかりやすく舞のひたむきさを説明。

　「サークル飛び出したこいつのこと、連れ戻してくれたんも舞さんです」と、めぐみの前でもパソコンの作業をやめない刈谷に「なあ」と呼びかけると、刈谷は「あいつ、意外としつこかけんね」と、まさかの反応。

　めぐみが怪訝な表情を見せたが、刈谷はマイペースで「諦めんとです、岩倉は。突き放しても懲りずにそばに来て、何とか話を聞こうとするんで、いつの間にかこっちも話したくなかことまで話してて。パイロットは人力飛行機のエンジンやけん、あいつの粘り強さはなにわバードマンの大事な武器です」と、鶴田とは対照的に熱い内容を淡々と伝えた。

　この意外性にネットは「刈谷先輩がどストライク。口が悪くて忖度しない美形…好き」「刈谷先輩がデレた破壊力やべぇ～」「親の前で『あいつ、しつこいんですよね』」という刈谷先輩。　安定の…　その後の思いを伝えるの、ズルいわ～」と、キュン。「刈谷先輩の言葉に朝から号泣　なんて嬉しい月曜日の朝」「鶴田先輩が舞ちゃんの事を話し始めた時から鼻の奥がツーンとなってきて、刈谷先輩が話し始めた時にはもう駄目だった」と号泣する声もあった。