極楽とんぼの加藤浩次は７日、日本テレビ系「スッキリ」で、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの３人が脱退、退所するという報道に、大リーグへの道筋を作った野茂英雄さんの名前を挙げ、「世界を目指す権利は全員にある」と訴えた。

　番組ではキンプリの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の３人が脱退し、事務所も退所すると発表されたニュースを取り上げた。海外挑戦を巡る考えの相違があったことが要因の一つとも言われている、

　加藤は、退所組が海外を意識するような発言をしていたことに「世界にと、無理だという人がいるかもしれないが、考えてみたら、（メジャーリーグで）野茂さんがあそこまで活躍するまで、日本人がメジャー、無理だって、大人たちみんな言ってたの。上の人や野球辞めた人は」と最初は真っ向否定されていたことを振り返り「でも、そこで野茂さんは道を開いた」と指摘。そして「世界を目指す権利は全員にある。だから堂々と言っていいし、恥ずかしいことじゃない」とも語った。

　加藤はさらに「それで仕事が制限されてしまう、退所で仕事が制限されてしまうって、いつまで芸能界、そんなことやってんの？って僕は正直に思う。優秀な人間を使うのがエンターテインメントであって平等にあるべき」とも訴え。

　さらにキンプリを続けることを決断した永瀬、高橋の２人にも「残る決断が悪いとは思ってない。永瀬君、高橋君、大変だと思う。一緒に行く方が楽かもしれない。でもファンのことを考えて、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ残したいっていう２人の思いも大事にしたい。そこは平等に扱って同じ線で戦っていけばいい」「平等な関係が守られるべきだと思う」と、何度も「平等」という言葉を使って持論を述べていた。