三山ひろし ホテル支配人になる デビュー15周年企画でファン“おもてなし”

 ドアマン姿で玄関に立つ三山ひろし=東京・浅草ビューホテル(撮影・横田敏行)
 シェフとなってフライパンを振る三山ひろし=東京・浅草ビューホテル(撮影・横田敏行)
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 演歌歌手の三山ひろし(42)が、ホテルの支配人に就任することが11日、分かった。デビュー15周年記念企画の第1弾として、東京・浅草ビューホテルで来年1月18、19日に「おもてなし体験」を提供する。

 演芸の聖地・浅草で15周年の感謝をファンに伝える。支配人としてお出迎えし、シェフとなってローストビーフをサーブ。ベルマン姿での撮影会や浅草観光を監修したコンシェルジュ役など“七変化”しながら本業の歌謡ショーを展開する。

 かつて、松竹歌劇団などの公演でにぎわった「国際劇場」の跡地に立つ同ホテルが、日本のおもてなしの心を学んでもらいたいとオファー。営業部の岡崎守さんは「アーティストの方が支配人やドアマンなど多岐にわたる業務を体験するのは初の試み。ファンのみなさまを三山さんのホスピタリティーで楽しませていただけたらうれしいです」と期待する。

 公会堂でのステージや5656会館での落語会、老舗レコード店・ヨーロー堂でのキャンペーン…と、ゆかりの深い浅草で、初めてホテルマンとなる三山は「僕の仕事も“おもてなし”が大事。一生に一度の思い出を作ってもらいたいという気持ちはホテルの方と同じですので、より深く追求することでステージにも生きてくると思います」と相乗効果を願っている。

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