タレントの西川きよし（７６）が１２日放送のＭＢＳラジオ「ありがとう浜村淳です」（月～土曜、前８・００）に出演。約２年前に亡くなっていたことが１２日に分かった、喜劇俳優の白木みのるさんを悼んだ。西川は新喜劇時代に付き人を担当していた。

　報道で訃報を知り、「びっくりした。しょっちゅう連絡とってお伺いしてたんですが、おうちのみなさんにはお話は聞けないんです。周囲の人にしか聞けなかったので、（死去が）分からなかった」と驚きを隠せないようす。

　７、８年前に会ったときを懐古。「『元気やから、キー坊、来いや』と言われて。陶器の教室で焼き物を作っていて、見せてもらって元気でした」と明かした。近年は音信不通だったようで、「知り合い全員に連絡しても、（生死が）一切分からなかった」と話した。

　最初は白木さんに弟子入りを志願するも断られ、石井均さんへ弟子入り。新喜劇を紹介されて、白木さんと再会。偶然付き人がいないタイミングだったため、白木さんの付き人となった。「通行人として出してもらった、お世話しながら。お茶持って、うちわ持って、水持ってずっと付いてました。よくしてもらいました。よく働くんで（月に）１万円もらってました」と振り返った。