１３日に放送されたＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」では、源仲章（生田斗真）が本領発揮。嫌み全開のセリフで、ネットでは「かおはいいのに、かおはいいのに」の嘆きが広がった。

　この日の「鎌倉殿の１３人」では、頼家の息子・公暁が鎌倉に戻り、次期鎌倉殿になる気満々。だが源実朝（柿澤勇人）は、朝廷から跡継ぎを迎え入れることを計画しており、後鳥羽上皇からも皇子を鎌倉に送る考えがあると返事がくる。これに仲章は「これほど素晴らしい知らせを私はしりません」と大喜び。

　これをきっかけに仲章は鎌倉での存在感を増していく。考え通りに事が進んでいくことから、仲章の表情はウキウキで、義時（小栗旬）を前に「朝廷と鎌倉を結ぶ役割、私より適任がいれば教えてくれよぉ」「そうなったら私が執権になろうかな～ギャハハ」と笑ってみたり、義時の妻・のえ（菊地凛子）に近づいてみたりとやりたい放題。

　史実では仲章は実朝暗殺時にともに殺されてしまうことから、この調子の乗り方はフラグとの見方もできるが、今回の仲章のふるまいにネットでは「かおはいいのに、かおはいいのに」の歌が詠まれるほど。「かおはいいのにかおはいいのに　顔が良いからこそなんか腹立つ仲章ｗ」「かおはいいのに　かおはいいのに　のえはころりとほだされるのに」「今日もこれが頭の中に響いてた　かおはいいのにかおはいいのに」などの声が上がっていた。

　この「かおはいいのに」は、ツイッターで「みなもとの　なんかはらたつなかあきら　かおはいいのに　かおはいいのに」という句が詠まれ、それが広がった形だ。