6人の子の父・谷原章介 車内で2歳女児死亡「ヒューマンエラーは絶対起こってしまう」
俳優の谷原章介が14日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。車内に取り残された2歳女児が死亡した事件について、6人の子どもを持つ父親としての経験から「ヒューマンエラーというのは絶対起こってしまう」と話した。
番組では、12日に大阪府岸和田市の保育園の駐車場で、車内に取り残された2歳女児が死亡した事故について報じた。警察の調べとして、女児の父親は長女と三女を別の施設に預けたが、死亡した次女を保育園に預けるのを忘れたまま帰宅。保育所に迎えに行ったが、保育所側から「来ていない」と言われ、車を確認して次女を発見したことなどを伝えた。
谷原は「本当に悲しくて胸が痛い事故ですよね」と表情を曇らせた。6人の子を持つ父親として「僕自身も子どもが多いので、あるとき夜家に帰ってやらなきゃいけないことがあって、バーッって上げたつもりが。自分で上がれる子は上がっていくんですが、まだ赤ちゃんだった当時の次男を5分ぐらいだけ、『ああそういえば…』と上げてなかったということがあったんですよ。どうしても、ヒューマンエラーというのは絶対起こってしまうことだと思うので」と、かつて自身も似たような経験をしたことを告白した。
「たとえば、今回預けた保育園の方がもし『預かってませんけど何かありました』って連絡が取れていれば防げた事故なのかもしれませんし。これは後から言ってもどうしようもないことなのかもしれませんけども…」と救う手だてがあったのではないかと悔やんだ。
今後について「保育園、幼稚園の方でこれから、園バスのそういった対策が全車両するように、国が進めてますけれども、それ以外の対策のあり方みたいな、その一つの指標みたいなものをね、ガイドラインを作ってもらいたいほしいなあ、とホントに思いますね」と有効な対策に期待した。「本当に悲しいのはご家族の皆さんなので、その家族の皆さんがこういった悲しい出来事を引き起こしてしまったというのは、言葉もないです」と沈痛な表情を浮かべた。