YOSHIKI 才能を見いだしたYOSHIさんの葬儀で涙「生きざまを世に残せれば」

 YOSHIさんを告別式で見送り、涙ながらに会見するYOSHIKI(撮影・高石航平)
 YOSHIさんを告別式で見送り、涙ながらに会見するYOSHIKI(撮影・高石航平)
 YOSHIさんを告別式で見送り、会見するYOSHIさんの母(撮影・高石航平)
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 5日に交通事故のため19歳で亡くなった歌手で俳優のYOSHI(本名・佐々木嘉純=ささき・よしずみ)さんの葬儀・告別式が14日、都内で営まれ、X JAPANのYOSHIKIが参列した。

 YOSHIKIは自身がプロデューサーを務めるボーイズグループオーディション「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」で、YOSHIさんをバンドボーカルに選出したことを、先月25日に発表したばかり。突然の別れに、「先々週、一緒にロサンゼルスにいたので、まさかこういう形で…。『絶対に世界を取る』って言ってました」と涙声を絞り出した。「すごくロックしてた。自信があって純粋で真っすぐで。まだ僕の中では進行形」と現実を受け止められない様子で悼んだ。

 YOSHIKIが作詞作曲した「リアルゴールド X/Y」のCMソングでも、ボーカルを担当。先月10日にレコーディングしたというが、「(録音は)1コーラスだけで、完成しないままYOSHIは旅だった。何とか形にして、生きざま、才能の一部を世に残せれば」と誓った。

 将来有望なボーカルを失ったバンドについては、「お母さんにも『ぜひ形にしてもらえたら』と言われましたし、前向きに考えようと思います」と語った。

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