なにわ男子が初紅白 デビュー1年1カ月のキラコテ7人組が夢舞台、16日に出場歌手発表
ジャニーズの7人組グループ・なにわ男子が、大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)への初出場が内定したことが15日、分かった。2021年11月のデビューから、1年1カ月での紅白初出場となる。シングルやアルバムなどのヒット作を連発し、ドラマに映画とソロでも大躍進した1年。12日にデビュー1周年を迎えたばかりの7人が、夢の大舞台へ駆け上がる。出場歌手は16日に同局から発表される。
王道アイドルなのにコテコテの関西人という“ギャップ”で若者の心をつかんでやまない7人組が、紅白への切符をつかんだ。
なにわ男子は、2018年に関西ジャニーズJr.で結成された7人組。関ジャニ∞の大倉忠義(37)がプロデュースを務め、昨年11月にデビューした。15日までに発売された2枚のシングル売上は、最高順位1位を獲得。7月発売の1stアルバム「1st Love」は、初週売上71・2万枚を記録した。
例年の紅白は、今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出が出場歌手の選考基準だ。数字面でも活躍を見せる7人だが、今年はソロでもグループの知名度上昇に貢献。道枝駿佑(20)はドラマ「金田一少年の事件簿」、大橋和也(25)はドラマ「消しゴムをくれた女子を好きになった。」で主演を務めた。
デビューから輝かしい記録を打ち立ててきた7人だが、下積み歴は長い。グループ最年長の藤原丈一郎(26)は、ジャニーズ事務所入所からデビューまでの期間が17年9カ月で最長。他のメンバーもデビューまで7年以上を要した“苦労人”の側面もあるだけに、初出場は最高のプレゼントとなるに違いない。
グループの公式YouTubeチャンネルで、12日にデビュー1周年記念として生配信を実施。大西流星(21)は「色んな景色を見て行けたらと思います」と2年目突入の抱負を語っていた。出場者発表の16日は、3枚目シングル「ハッピーサプライズ」の発売日。なにふぁむ(ファンの総称)とともに“ハッピーサプライズ”な喜びを分かち合う。