上方落語家の林家市楼さん急死 42歳 飲食店で突然倒れる
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上方落語家の林家市楼(本名・鹿田圭人=しかた・よしと)さんが心臓疾患のため14日に亡くなっていたことが16日、分かった。42歳。上方落語協会が発表した。
所属事務所によると市楼さんは、12日に鹿児島県の加計呂麻島で落語会を開き、翌13日に同島で5キロのマラソン大会に参加。14日に大阪に戻ると、知人の飲食店で突然倒れ、救急車で搬送されたが、そのまま帰らぬ人となった。
関係者は「まだお若いのに…。これまで心臓が悪いとかは聞いていませんでした」と驚きを隠せなかった。
市楼さんは1980年4月13日生まれ。大阪市出身。祖父は三代目林家染語樓、父は師匠の四代目林家染語樓と三代続く噺家一家。一門の総帥である林家染丸の意思により、5代目林家染語楼を追贈する。
通夜は18日18時から、告別式は19日正午から、いずれも今川福祉会館(大阪市東住吉区今川4丁目23の7)で。喪主は姉の藤田さつきさん。