松原千明さん死去 「すみれを守るため」ハワイ移住へ すみれインスタに返信の仲良し親子
女優の松原千明さんが移住先のハワイで亡くなっていたことが16日、分かった。64歳の若さだった。松原さんは元夫の石田純一の不倫騒動の渦中に、娘のすみれを連れてハワイへ移住。17年に出演したテレビ番組で「すみれを守るためだった」と明かしていた。
松原さんは88年に石田と結婚。90年にすみれを出産した。だが96年に石田の不倫が報じられ、「不倫は文化」などの言葉が世間を賑わせた。
16年に出演したTBS系「サタデープラス」では、記者も自宅に押しかけるような日々に、当時のすみれは「毎日泣いていた」といい、松原自身も「役者の妻」と言い聞かせながらもストレスとためており、毎日泣き暮らす娘を見て「すみれを守るため」と移住を決意。松原自身も「だれも私を知らない所で自由になりたかった」とも語っていた。
17年のフジテレビ系「ノンストップ!」でも「浮気をしたことに対しての恨みとかよりも、すみれがつらい思いをしているということが強くてハワイに行った」と説明している。
すみれは17年に体調を崩し、休養した際には、松原がすみれをハワイに呼び戻し、心身のケアに尽力していた。
それだけにすみれのショックは計り知れない。今年の2月には幼少期に撮影した松原さんとの2ショットをアップ。この投稿に松原さんが「小さかったね。いつもママにくっついてた!」と反応し、すみれも「仲良しさんだね」と返信。松原さんは「うん、ママの大事大事さんと呼んでいましたー」と懐かしがるなど、仲の良さを伺わせていた。
すみれのインスタでは、この写真も削除されており、16日午後4時現在、最後の投稿は9月になっていることから、ファンからも心配の声が上がっている。