維新・中条きよし氏 陳謝 国会で新曲PR「不適切だった」

 15日に行われた参議院文教科学委員会の質問中に、自身の新曲とディナーショーを宣伝した日本維新の会の中条きよし参院議員(76)が16日、国会内で記者団に「大変申し訳なく思っている。宣伝と受け取られたのであれば不適切だった」と述べ、陳謝した。

 同席した維新の藤田文武幹事長は、中条氏を口頭で厳重注意したと公表。共同代表の吉村洋文大阪府知事は大阪府庁で「不適切な発言だと思います。国会でやるべきではない」と憤りを示した。

 中条氏は15日の文科委で、困窮する俳優らへの国の支援に関し質問。その最後に「私の新曲が9月7日に出ております。昭和の匂いのする『カサブランカ浪漫』という曲でございます。ぜひ、お聞きになりたい方はお買い求め下さい」と突然の宣伝。続けて「12月28日に『中条きよしラストディナーショー』をやります」となどと重ねてPRした。

 各党は「不穏当だ」として削除や修正が必要だと判断。与野党理事が協議し、中条氏に発言の修正や削除を求める方針で一致した。

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