妻夫木聡に小籔千豊「本当はしゃべりかけてほしくなかった」に苦笑い
俳優の妻夫木聡(41)が18日、都内で主演映画「ある男」の公開初日舞台あいさつに、共演のお笑いタレント・小籔千豊(49)らと出席した。
妻夫木は同僚役の小籔から「撮影中、僕はせりふでパンパンやから、本当はしゃべりかけてほしくなかったけど、妻夫木さんがめっちゃしゃべってくる」とまさかのクレームを受けた。撮影前には仲良くなろうと、小籔をご飯に誘い「小籔さんが高級なところに連れて行ってくださった」とすっかりその気になっていただけに、「普通に一緒に写真とか撮ってたので、そんな感じだとは思ってませんでした」とびっくり。小籔から「あちらは余裕のある男で、俺はない男だった」とフォローされ、苦笑いを浮かべていた。
第79回ベネチア国際映画祭に正式出品されるなど、公開前に海外での宣伝が多かった同作。俳優の窪田正孝(34)演じる「ある男」を追う弁護士役の妻夫木は「窪田くんと共演シーンがないんですけど、現場よりよっぽど会ってる。宣伝活動を通して、窪田くんを知った」と笑い飛ばした。
芥川賞を受賞した作家・平野啓一郎氏の同名小説が原作。亡くなった夫が全くの別人だったと知り、真実を追う「愛」と「過去」をめぐる感動のヒューマンミステリー。イベントには、女優の安藤サクラ、清野菜名、坂元愛登(まなと)、石川慶監督が出席した。