寺尾聰 大ヒット曲「ルビーの指環」作成の意外な理由「最後に何か出せるもんと」

 俳優・ミュージシャンの寺尾聰(75)が19日、読売テレビ「あさパラS」(土曜、前9・25)に初出演。1981年にレコード大賞を受賞し、最近では動画に特化したSNS「ティックトック(TikTok)」で若者にも大人気の「ルビーの指環」を作った意外な理由を明かし、MCのハイヒール・リンゴらを驚かせた。

 大ヒットした「ルビーの指環」について、リンゴに「LPとかレコードを出そうっていうのは自分で決めはったんですか」と聞かれた寺尾は「ええ。売れると思ってないですから、俳優の遊びの一つだと思って。仲間に先輩で石坂浩二さんが絵がうまいとかいろんなことやってる人がいたんで。オレは何できるんだろう、これかなって」と涼しい顔。

 一方で切実な思いもあったという。当時体調を崩し、胃袋に穴が空く内臓破裂。「もう俳優辞めようと思ってて、最後に何か出せるもんという、そのへんからですね」と振り返った。

 だが、「胃袋の5分の4ぐらい」を切除したものの、「偶然なんですけど小っちゃい悪いもんがポツポツッとあったのも丸ごと取っちゃったんですよ」と、幸いに悪い物も見つかったという。寺尾は「結果として今こうして生きてるのはそのおかげなんですけども。だから酒飲みすぎたのも悪くはない、結果としては。いまだに飲んでますけど」と笑った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス