藤井聡太竜王 JT杯最年少優勝 斎藤慎太郎八段を圧倒し初栄冠
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将棋の藤井聡太竜王(20=王位、叡王、王将、棋聖との五冠)が20日、千葉・幕張メッセで指された「第43回日本シリーズ JTプロ公式戦」決勝戦で斎藤慎太郎八段(29)と対局し、114手で勝利し初優勝。羽生善治九段(52)の「21歳2ヵ月」を更新し、最年少優勝を飾った。
昨年は決勝に進出するも豊島将之九段(31)に敗れ準優勝。雪辱に燃える藤井JT杯覇者は、振り駒で後手番となり、戦型は両者の得意戦法・角換わりへ。持ち時間10分、5分の考慮時間という公式戦最速の早指し戦で、序盤から両者はハイペースで指し進めた。封じ手後に藤井JT杯覇者は少しずつリードを築き、そのまま圧倒した。