「鎌倉殿」義時の白犬 不吉「鈴の音」鳴る 頼朝と同じとネット騒然、最終回聞こえない人が犯人説も
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第44回「審判の日」が20日、放送された。冒頭、北条義時(小栗旬)の夢に、白い犬が現れた。鳴き声が「鈴の音」だったことでネット上がザワついている。
「鎌倉殿」では源頼朝(大泉洋)が、死期が迫った第25回「天が望んだ男」の冒頭、夢の中で「鈴の音」を最初に聞いている。
また、同回のラスト、頼朝が相模川から鎌倉に戻る途中で落馬した際に、妻北条政子(小池栄子)や御家人たちが虫の知らせのように鳴るのを聞いた。しかし、直前に頼朝に水を差しだしていた義時にだけは、聞こえた演出がなく「北条暗殺説」に含みを持たせたとの見方で騒然となった。
その鈴の音が、再び、今度は義時の夢で鳴り響いたことでネット上は「鈴の音、頼朝が亡くなった時の音に、そっくり」「鈴の音が聞こえるの不吉だわ」「ついにあの鈴の音が」と反応する投稿が相次いだ。
残り4話。義時の最期が描かれる最終回が衝撃的と予告され、暗殺説もささやかれており、最終回、また1人だけ鈴の音が聞こえない人物が出てくるのではとの予想も出ている。
【第45回「八幡宮の階段」】
京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎)が警固をする中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村(山本耕史)。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中…。