岡田奈々が卒業発表“内規”が“鉄の掟”へ発展?AKBの恋愛禁止のルーツは
AKB48の岡田奈々が23日、自身のツイッターを更新し、卒業を発表した。文面には「週刊誌の件でお騒がせしてしまい申し訳ありませんでした」とあり、“スキャンダル”に端を発しての引責という形となった。
報道から世間を賑わせたのは「恋愛禁止」の4文字だった。AKBには“鉄の掟”として認知されていたルールだが、グループ総監督の向井地美音は21日に更新したツイッターで「改めて運営に確認を取ったところ『AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている』とのことでした」とルール自体が存在しないことを明かしている。
実際にはどうなのか。グループ草創期から知る関係者によると、グループが黄金期に入る前に、ある企業のイメージキャラクターに就任した際「スキャンダルがあると困るので、そういったことがないように恋愛を控えるような文言が(契約書に)盛り込まれたことがあった」と述懐。この内規が、後に“鉄の掟”へと発展していった可能性が高い。
また、スキャンダルを起こしたメンバーへの対応がそれぞれ異なっているという“不公平”を指摘する意見もネット上にあふれた。これについて、ある運営スタッフは、差異が生じる理由について「人気を得るまでいっていないのに、仕事をおろそかにして男性と遊んでいる姿勢が問題視されている」と、恋愛そのものよりも仕事への向き合い方に言及した。
岡田の場合、グループの中心に位置する。ツイッターでは「スタッフさんからは卒業の必要はないと言われましたが」と慰留があったことを明かしつつ「裏切るような行動をとってしまい、傷つけてしまい本当にごめんなさい」と謝罪。けん引する立場としての責任感から、潔くグループを去る決断を下したのだろう。
卒業することになっても、来年にはソロツアーが控えるなど、独り立ちしても活躍できる素地がある。今回の決断が、大きく飛躍するきっかけになる可能性もある。